Spring Data JPAとは?【メリット・使い方わかります】

Spring Data JPAとは?【メリット・使い方わかります】

Spring Data JPAについて知りたい人「Spring Data JPAって何?何が便利なの?Spring Data JPAの使い方がわからないです。」


そんな方向けになります。

本記事ではSpring Data JPAの仕組みを理解した上で、得られるメリットを知り、実際に使用できるようになることを目的としています。


構成は以下です。

それでは、順に見ていきましょう。

著者情報

ちなみにですが、私は5年以上IT系エンジニアとして働いており、主にJavaを主戦場にしています。Webアプリケーションと業務系のアプリケーションの経験を持つごく普通のエンジニアです。

Spring Data JPAとは

Spring Data JPAは以下で構成されています。

  1. JPA ( Java Persistence API )
  2. Spring Data
  3. Spring Data JPA


順に説明します。

【構成①】JPA( Java Persistence API )

以前、JPAについて書いた記事があります。


こちらの記事ではJPAでできることや、メリット、使ってみてよかったことをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

【構成②】Spring Data

Spring DataとはSpringフレームワークのサブプロジェクトの1つです。

Spring Dataは至ってシンプルで以下にまとめることができます。

Repositoryの実装を提供する。データを蓄積する製品のアーキテクチャによって実装は異なるので、アーキテクチャごとのRepositoryの実装(サブプロジェクト)が用意されている。


その中の1つがSpring Data JPAになります。
なので、Spring Data自体は各Repositoryの実装の集まりと言えます。

【構成③】Spring Data JPA

Spring Data JPAはSpring Dataのサブルロジェクトで以下を可能にします。

  1. Repositoryインターフェースを作成し、アノテーションやメソッドを定義するだけでEntityの参照・更新を行えるようになる
  2. EntityManagerを直接操作する必要がなく、代わりにSpring Data JPAのAPIを実行する(EntityManagerではクエリを記述する必要がある全件検索もAPIが用意されています)
  3. JPQLによるデータアクセスがJPAと比べると容易になります。具体的には、クエリを「アノテーション」または「メソッド名と引数名」で記述することができます。
  4. 排他制御がJPAと比べると使いやすくなります。具体的には、@Lockアノテーションをクエリメソッドに付与することで排他制御を宣言できます。
  5. ページネーションをサポート
  6. Repositoryへのカスタムメソッドを実装可能。Repository実装であるSimpleJpaRepositoryクラスのメソッド以外にカスタムメソッドを実装できます。
  7. 監査情報の付与も可能。


Spring Data JPAはJPAを更に便利にした機能を持つといった感じです。
コードの書きやすさ、管理がしやすくなるのが大きなメリットかと思います。

Spring Data JPAのメリット

Spring Data JPAを使うことで得られるメリットは、実質的には以下になります。

  • JPAのメリット
  • Spring Data JPAのメリット

※Spring DataはRepository実装の集まりなので除いています。


JPAとSpring Data JPAについては前の章で記述したので、メリットについてまとめると以下になるかと思います。

  • SQLを記載しないで、DBとJavaオブジェクトを連携できる【JPA】
  • DBを扱う上で重要となる排他制御についてサポートされている【JPA】
  • JPA の機能を使用したデータベースアクセスのソースコードの書きやすさや管理のしやすさを実現【Spring Data JPA】


フレームワークあるあるですが、既存の機能をより簡単に使用できるようにしたのが大きなメリットになります。
実際に使ってみると、クエリの記述を大幅に減らすことができるので非常に効率よく開発できることを体験できるかと思います。

Spring Data JPAの使い方

実際にSpring Data JPAのWEBアプリケーションを作成したときの実装から、Spring Data JPAの使い方をイメージしていただければと思います。

以下の記事で使用例を記載しています。
使ってみた感想も書いてますので、参考にしてみてください。



以上、Spring Data JPAについてまとめてきました。
実際に理解して使うと、Spring Data JPAの恩恵に気づくことができると思います。
ぜひ使ってみてください。

今回の記事が参考になれば幸いです。


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