【決定版】Java初心者におすすめの入門書5選【結論:関連技術も学ぶべき】

Java初心者「javaを習得したいと思っています。おすすめの本はありますか?また、Javaと同時で学んだほうがいいものがあれば教えて下さい。」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕はJava歴は7年程度になります。
こんな僕が解説していきます。
Java初心者におすすめの入門書5選
現役エンジニアである私がおすすめするJavaの本は以下です。
その①:スッキリわかるJava入門 第3版 スッキリわかるシリーズ
その②:スッキリわかる Java入門 実践編 第2版 (スッキリシリーズ)
その③:新・明解Java入門 第2版
その④:独習Java 新版
その⑤:オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE 7/8
初心者の方はまずはどれか1冊を買って勉強することをおすすめします。
順に説明します。
その①:スッキリわかるJava入門 第3版 スッキリわかるシリーズ
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スッキリシリーズは初心者にとって非常にわかりやすい内容になっています。
初心者の方はまずオブジェクト指向について理解するのに苦労すると思いますが、本書では非常にわかりやすく解説しているので理解しやすいです。
他のオブジェクト指向型のプログラミング言語を勉強している方にもおすすめの本になります。
その②:スッキリわかる Java入門 実践編 第2版 (スッキリシリーズ)
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スッキリシリーズJavaの実践編です。
その①の入門書を読んだ方はこちらも読むことをおすすめします。
実践編ということだけあってJava8から導入されたラムダ式・関数オブジェクトについてや、開発において必須となるテストについても記載があります。
実際にアプリケーションを開発する上で必須となる知識ばかりなので、読んでおいて損はない内容になります。
その③:新・明解Java入門 第2版
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こちらも有名な明解シリーズになります。
レビューや表紙にもあるように図を使用した説明がされているので、初心者には理解しやすい内容になっています。
内容的も基本的な内容になるので、初心者向けの本になります。
その④:独習Java 新版
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独習シリーズもいろんな言語の本が出ていて有名です。
幅広い範囲を網羅しているので、1冊あれば安心の一冊になります。
レビューにもありますが、基礎をしっかりと固めていきたい方向けの内容になります。
その⑤:オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE(試験番号1Z0-818)
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Javaにはオラクル認定資格があります。
種類はBronze、Silver、Goldです。
順に取得することで、必要な知識を身につけることができます。
また、単純にアプリケーションを開発していてはあまり意識しないリソース管理についても学ぶことができます。
リソース管理は性能を向上する上で意外と大事な知識になるので知っておくといつか役に立つと思います。
BronzeではJavaの基本的なことがメインなので、リソース管理についてはあまり触れませんがSilver、Goldまで取るのもありだと思います。
また、資格取得は勉強する習慣を身につけることができるので初心者の方にはおすすめです。
何からはじめていいのかわからない方はまず資格取得を目指してみてもいいかと思います。
本の内容が全てではない【アプリを作りましょう】
初心者の方に対して伝えたいことは「本の内容が全てではない」ということです。
理由は本に書いてあることは基本的な内容だから。
あくまで、プログラミング学習のきっかけを作るものだと思ってください。
実際の現場では、本を見てもわからないことは公式ドキュメントを見ます。
ただ、最初から公式ドキュメントを読んで勉強はおすすめしません。
理由は膨大な量だから。やってもやっても終わりません。
不明点があった場合に調べる程度にとどめることをおすすめします。
これまでを見た人の中で「ではどういった方法で勉強したらいいのか?」と疑問に思った方もいるかと思います。
私がおすすめする方法はアプリケーションを作りながらわからないことを調べて補填していくスタイルが一番実践的な知識を効率よく身につけることができるのでおすすめです。
※より具体的な方法については以下の記事に詳しく書いてあります。勉強方法でお困りの方は参考にしてみてください。
≫ 【独学】現役エンジニアの僕が実践するプログラミングの勉強方法
Javaと同時に学んだほうがいい技術【厳選】
また、他にも色々な技術を組み合わせてアプリケーションは動作するので、Javaだけを勉強してもあまり意味がありません。
※もちろん、Javaはアプリケーションのロジック部分を担う重要な技術です。
なので、同時で他の技術について勉強することをおすすめします。
私が考えるJavaと同時に学んだほうがいい技術は以下になります。
※他にも学んだほうがいい技術はありますが、厳選しました。
その①:データベース
その②:サーブレット(Java Servlet)
その③:フレームワーク(Spring Framework)
その④:HTML+CSS
順に説明します。
その①:データベース
データベースとは情報を保持するためのシステムです。
ユーザ情報や様々な情報を保持します。
有名なデータベースには「Oracle DB」、「MySQL」、「PostgreSQL」などがあります。
基本的にはどれから勉強しても問題ありません。
理由はSQLの文法がほぼ同じだから。
初心者にとっては「データベース=SQLを書くこと」なので、上記の3つのデータベースはSQL文がほぼ同じなのでどれから勉強しても問題ないと考えています。
※SQLとは、データやデータベースを制御するための言語です。
私の初めに勉強したデータベースは「Oracle DB」です。
理由は仕事で使っていたからです。
また、Oracle DBには資格が存在します。「Bronze・Silver・Gold・Platinum」のランクがあります。
私はSilverまで資格を取得しました。
非常に有名な資格なので、転職やフリーランス独立の際のアピール材料になるのでおすすめの資格になります。
資格取得については賛否両論ありますが、個人的には「勉強の習慣が身につく」ので興味があるものについては積極的に取得したほうがいいと思います。
何からはじめていいのかわからない方はぜひBronzeの資格を取ってみることをおすすめします。
その②:サーブレット(Java Servlet)
サーブレットとはWebサーバ(Tomcatなど)上で動くプログラムのことで、Javaを使って作成されています。
サーブレットのことを知ることで、Javaを使用したWebアプリケーションの仕組みを知ることができます。
基本的にはJavaのWebアプリケーションはサーブレットのことを指しているので知っておくと視野が圧倒的に広がります。
以下の本がおすすめです。一回目を通すレベルでいいので、ざっと概要を掴んでおきましょう。
その③:フレームワーク(Spring Framework)
フレームワークとはアプリケーションの重要なロジック部分以外の機能をまとめてパッケージ化したものです。
フレームワークを利用することで、効率的なアプリケーション開発ができるようになります。
実際の現場ではフレームワークを使っている場合がほとんどですので、勉強することは必須だと思ってください。
Javaの有名なフレームワークは「Spring Framework」です。
ほかにも色々ありますが、現在一番メジャーなフレームワークなので勉強して損はないと思います。
以下はSpring Frameworkのおすすめの本になります。私はこの本を読んで、学びました。多少分厚いですが、辞書代わりに使うことをおすすめします。
※また、Spring Frameworkについておすすめの本をもっと知りたい方は以下の記事によくまとまっています。もっと軽い内容の本もあるので参考にしてみてください。
≫ 【厳選4冊+α】Spring Framework初心者におすすめな本
その④:HTML+CSS
HTML+CSSはフロントエンドの技術になります。
Javaはバックエンドの技術ですが、Webアプリケーションを作る場合、実際にユーザの目にする画面を作成する必要があります。
その画面を作るために必要なのが「HTML+CSS」です。
最低限のレベルでいいので理解している必要があります。
以下の本だと大体理解できます。参考にしてみてください。
というわけで今回は以上です。
やることは明確でして、今すぐ勉強することです!
ぜひ一歩踏み出してみてください。その先にほしい未来が待っています。
