【安定】Javaエンジニア向け!フリーランス独立の難易度を解説します

会社員のJavaエンジニア「フリーランスエンジニアになるか悩んでいます。Java言語でフリーランスエンジニアとして働く場合の年収はいくらになるでしょうか?また、案件数は多いほうですか?Javaエンジニアがフリーランス独立のアドバイスをください。よろしくおねがいします。」
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕はJava歴は7年程度になります。
現在はJava言語メインのフリーランスエンジニアとして働いています。
こんな僕が解説していきます。
Javaエンジニア向け!フリーランス独立の難易度を解説します

結論から言うと、現在Java言語を使って働いている方は今すぐなれます。
理由は以下です。
- 市場規模が大きいから
- フリーランスも会社員も仕事内容は変わらないから
順に説明します。
市場規模が大きいから
Javaの市場規模は他の言語と比べても大きいです。
市場規模を調べてみました。
フリーランス業界のJava市場の調査結果 ※2020年10月レバテックフリーランス調べ
Java平均単価:70万円
Java最高単価:145万円
Java案件数:2278件
プログラミング言語としての人気は時代によって上がったり下がったりしますが、Javaの場合は安定した市場を確保しています。
その理由は以下。
- ライブラリが豊富
- 処理速度が早い
- セキュリティ面で安心
- ノウハウが蓄積されている
など
ITエンジニア向けのロードマップで有名な「Web Developer Roadmap」でもバックエンドの言語としてJavaは今もなお取得すべき言語とされています。
つまり、世界からみてもJavaは主要言語の一つだということです。
そういった面でもJavaは今後なくなる可能性が少ないので、Java言語でフリーランスエンジニアになるのはリスクが低いと思います。
実際に私自身もJava言語を使用した案件でフリーランスエンジニアとして働いています。フリーランスエンジニア1年目で年収700万円程度です。
個人的は経験からも案件は多いと感じています。
継続的に案件を獲得できるレベルですのて、仕事が急になくなるといったことは可能性的には少ないと思います。
フリーランスも会社員も仕事内容は変わらないから
ぶっちゃけですが、フリーランスも会社員も仕事内容は変わりません。
よくフリーランスになると高いスキルを求められると思う方が多いと思います。
実際に以前の私も同じことを考えていました。
しかし、現実は会社員時代と変わりません。
もしもフリーランスエンジニアとして働いている方で、わからないことばかりで大変な思いをしている方がいるとしたら案件のレベルが高いのが原因です。
そういった方はしっかりと自己分析をしてから仕事を探しましょう。
仕事探しのコツは以下です。
自分のスキルと同レベルの仕事を選ぶ
そのためには自己分析が本当に大事なので、サボらずに自己分析をしましょう。
※自己分析の方法は以下の記事によくまとまっています。一旦ご自身のスキルについての棚卸しをしてみてください。
Javaエンジニアがフリーランス独立するベストなタイミングとは

フリーランスエンジニアには今すぐなれますが、継続的に仕事を獲得できないとフリーランス独立しても意味がないと思います。
会社員時代より稼げないとフリーランスになった意味がありませんよね。
なので、私が考えるJavaエンジニアがフリーランス独立するタイミングは以下のスキルを身に着けたときだと思います。
- Javaのフレームワークが使える
- Webサーバ、アプリケーションサーバの設定ができる
- ビルド、デプロイができる
- DB操作できる
単純にJavaの文法を覚えたレベルでは正直フリーランスエンジニアになるにはきついです。継続的に案件獲得できるようにするには上記のスキルがあると間違いないと思います。
ただし、完璧でなくても大丈夫です。自力でアプリケーションを動作させることができるレベルであれば問題ありません。
このぐらいのスキルがあれば企業側も安心して任せられると感じるはずです。
開発は問題が色々起きるので、その都度対応できるレベルがこのぐらいのスキルだと思ってください。
では、簡単にですが順に説明します。
Javaのフレームワークが使える
フレームワークは必須だと思ってください。
理由は世の中にはフレームワークを使わない案件も多いですが、フレームワークを使っている案件も多いのが現実だから。
その枠を逃すのはもったいないですよね。
なので、Javaのフレームワークを1つ身につけましょう。
個人的におすすめなのは「Spring Framework」です。
SpringはJavaのフレームワークの中で現在一番メジャーなフレームワークといっても過言ではありません。案件数も多いです。
※以下にSpringのおすすめ書籍をまとめた記事を張っておきます。知らない方はぜひ勉強してみてください。
Webサーバ、アプリケーションサーバの設定ができる
WebサーバではApache、アプリケーションサーバではTomcatが有名だと思います。
Javaで実装したアプリケーションはTomcatがないと動作しません。また、Apacheがないとユーザがアクセスすることができません。
つまり、アプリケーションを動かすにはWebサーバ、アプリケーションサーバの知識も必要だということです。
設定項目が多いので勉強しづらい領域ですが、最低限の知識は身につけましょう。
ビルド、デプロイができる
Javaのソースコードは実際にはビルド➔デプロイして初めて動作します。
ビルドツールも色々ありますが、Mavenあたりを勉強していれば間違いないと思います。
DB操作できる
DB操作も必須です。SQLは書けるレベルはあったほうが無難かと思います。
個人開発レベルではDBを使わない場合もありますが、実務レベルだとDBは必須だと思ってください。
DBも色々ありますが、SQL自体はほとんど同じなのでどれか1つを使えるようにしましょう。
※DBであるPostgreSQLについておすすめの本について書いた記事を以下に張っておきます。SQL自体にフォーカスした本もあるので、参考にしてみてください。
Javaエンジニアの方へのアドバイス

結論から言うと、今から行動しましょう。
人それぞれでやることは違うと思うので、以下にまとめました。
- スキルが足りないと思った方は勉強しましょう。
- スキルが足りている方はフリーランス独立しちゃいましょう。
フリーランス初心者の方はフリーランスエージェントで仕事を獲得するのがおすすめです。
※フリーランスエージェントのメリットについては以下の記事によくまとまっています。
また、自分がフリーランス独立できるレベルにいるかわからない方は、フリーランスエージェントのカウンセリングを受けてみましょう。自分のスキルに合った案件があるか知ることができます。今後のキャリアについても相談できるのでおすすめです。
※おすすめのフリーランスエージェントについては以下の記事にまとまっています。
というわけで今回は以上です。
フリーランスエンジニアになれば自由に仕事ができると思っている方も多いと思いますが、それは継続的に仕事を獲得できるレベルのスキルを持った人に限られます。
また、フリーランスエンジニアになっても努力は必要ですし、悩みもあります。
フリーランス独立は楽をしたい方にはおすすめしませんが、もっと稼いでいきたいと思っている方にはおすすめです。
ご自身のスキルで稼げるようになるための行動をしましょう!
