【知ろう】フリーランスエンジニアになるメリットとデメリットを解説

フリーランスエンジニアに興味がある人「今会社員として働いていますが、給料が低いので収入を上げたいと思い、フリーランスエンジニアになることを検討しています。フリーランスエンジニアのメリット、デメリットを教えて下さい。」
こういった疑問に答えます。
エンジニア・プログラミング歴は7年程度です。
現在はフリーランスエンジニアとして働いています。
こんな僕が解説していきます。
フリーランスエンジニアになるメリットとデメリット

今回フリーランスエンジニアになるメリットとデメリットは以下を前提とします。
- 個人事業主
- フリーランスエージェントで経由で仕事を探す
個人事業主は開業届けを出したフリーランスエンジニアのことを指します。
フリーランスエンジニアには開業届けを出しても出さなくても活動できます。
また、仕事を探す場合も大まかに「人脈から探す場合」と「フリーランスエージェントで経由で仕事を探す場合」の2通りがあります。
今回は個人事業主であり、フリーランスエージェントで経由で仕事を探す場合のメリット・デメリットについてまとめたいと思います。
それでは、メリット・デメリットについて見ていきましょう。
フリーランスエンジニアになるメリットとは

メリット①:収入がアップする
メリット②:比較的自由な時間で働ける
メリット③:仕事を選べる
メリット④:税金対策が可能
順に説明します。
メリット①:収入がアップする
同じ仕事内容や同じスキルの場合は収入がアップします。
理由は以下です。
- 会社員のように年功序列で給料が上がっていくわけではなく、実力がそのまま収入に直結するから。
- 会社員のように福利厚生や管理費、育成費など給料から天引きされることはないから。
実際私自信も会社員から独立してフリーランスエンジニアになったときに約200万円年収を上げることができました。
メリット②:比較的自由な時間で働ける
エージェント経由で仕事を獲得した場合のほとんどが準委任契約なので月の稼働時間が決められてはいますが、その稼働時間を守れば比較的自由な比較的自由な時間で働けます。
その理由を考えてみました。
結論は「上司はいない、成果物を出せればいいから。」だと感じています。
会社員時代だと上司に勤務時間を管理されていることがほとんどですが、フリーランスエンジニアはそこまで管理されない印象です。
さすがに、月の稼働時間が140時間なのに、100時間しか働かないのは契約違反なのでやってはいけませんが、140時間働けばいいので、自由に休めたりします。
自分で1日の労働時間を増やすなど調整して、成果物を出せば何も言われません。むしろ感謝されます。
また、リモートワーク案件だとさらに時間の他に自由な場所で働くことが可能です。
コロナ禍でリモートワーク案件が増えてきているので、これからフリーランスエンジニアになる方はリモートワーク案件を狙うのもありだと思います。
メリット③:仕事を選べる
フリーランスになると自分で仕事を選べるようになります。
会社員時代だと、仕事は会社の決定に従わないといけません。
また、急な転勤などもありますよね。。
こういったことが一切フリーランスになるとなくなります。
具体的にはエージェントが希望条件に合った案件を複数提案してくれます。
自分が働いてみたい案件にエントリー ➔ 面談 ➔ 採用
上記の流れで、仕事を獲得して働くことができます。
メリット④:税金対策が可能
フリーランスエンジニアになると経費を自由に使用できます。
売上から経費を引いた額に対して税金がかかるので、払う税金が軽減されます。
具体的には以下のようなものを経費として計上できます。
- 交通費
- 書籍代
- 通信費(携帯代やWifiなど)
- PC代
など
業務と関係がないものに対しては経費にはできませんが、上記に書いたもののような業務と関係するものは結構存在するので、それを経費にできるのは大きなメリットだと思います。
また、リモートワークで働く場合は家で働いている面積の割合だけ家賃を経費とすることができます。
フリーランスエンジニアになるデメリットとは

デメリット①:収入が不安定
デメリット②:社会的信用が低い
デメリット③:事務作業が多い
デメリット④:健康保険が全額負担
順に説明します。
デメリット①:収入が不安定
フリーランスになると仕事がなくなったら収入もゼロになります。
急にプロジェクトが終了すると、次の仕事を探す必要があります。
私の場合はこの「収入が不安定」であるデメリットが一番の不安要素でした。
実際フリーランスになってみた感想としては、エージェントに登録してフリーランスエンジニアとして活動するなら問題なしだと思います。
理由は以下。
- 仕事を探す期間が1ヶ月~1ヶ月半程度ある
- エージェントが仕事を探してくれる
大体どこのエージェントでも契約更新するかは1ヶ月~1ヶ月半までに決めるようになっています。
さらにエージェントが希望条件にあうように仕事を探して提案してくれるので大体次の仕事は見つかります。
自分自信がすることは面談に参加することぐらいです。
もちろん、個人のスキルによって絶対とは言えませんが、私自信は困ったことはありません。
デメリット②:社会的信用が低い
フリーランスになると社会的な信用が低くなるので、クレジットカードなど審査が通りづらい傾向があります。
フリーランスは収入が不安定のため2~3年間の収入を見られたます。
また、経費を引いた利益で審査されるので、税金対策しすぎると年収が低くなり審査が通らなかったりします。
なので、会社員のうちにクレジットカードや各種ローンについての見直しをしましょう。
デメリット③:事務作業が多い
フリーランスになると以下の事務作業を自分でする必要があります。
・経理業務
・請求書作成
・確定申告
など
会社員だとやらないことばかりですよね。
以前の私も自分でできるか不安でしたが、普通にできてます。
経理業務は効率化のためにツールを導入することをおすすめします。
私が使っているツールは「会計ソフトfreee」です。
業界では一番有名といっても過言ではないツールになります。
フリーランスになる場合は導入しましょう。
また、請求書作成に関しては、エージェントの方が書き方を教えてくれます。
私のときはテンプレートをもらったので、一瞬で作成できました。
デメリット④:健康保険が全額負担
会社員の場合は会社が半分負担してくれますが、フリーランスになると国民健康保険になるので全額負担になります。
2倍までは行きませんが、健康保険料が高くなるので注意してください。
私の場合ですが、健康保険料が高くなるよりも収入があがったのでそこまで気にしたことはありません。
ただ、チリツモですのでお金の管理は会社員時代よりもしっかりと行いましょう。
まとめ

フリーランスエンジニアになるメリット・デメリットを理解できたでしょうか?
ぶっちゃけ個人的にはデメリットで書いた内容はデメリットだとは思っていません。
考え方を変えれば、会社員時代に知らなかったことを知る機会だと思っています。
やれることが増えれば、人生ラクになるとおもっているのでそんなに問題視してません。
感じ方は人によってそれぞれなので、不安なことがある場合はさらに深堀りして知識をつけてみてください。
知ることで不安がなくなると思います。
不安よりも希望が大きい方はぜひ不安を小脇に抱えながら行動することをおすすめします。
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